Crystal Ball 企業導入事例
主に海外事例となりますが、活用例をご紹介します
お読みいただく前に
いずれも少し古い事例となり、現在も使われているかの保証はありません。しかしながら、Crystal Ballは現在も国内外において、以下と類似する目的でご活用いただいております。広くはリスク分析の企業への適用事例としてご参考になるかと思い、掲載をしております。
目次
ファイナンス
Banker's Trust社 ~リスク管理グループの展開~
Banker’s Trust リスク管理指導グループ(RMA)は、その強力なリスク測定能力とリスク管理能力において広く認知されています。 RMAの能力は、クライアントの認知するビジネスリスクを再構築しリスク管理を向上させることによって、クライアントの競争力の強化を可能にしてきました。RMAの顧客は、今や、業界や国境を超えて広がっています。
ProVise Management Group ~ポートフォリオの最適化の鍵となるCrystal Ball~
ProVise Managemento Groupは、SECから、ファイナンシャルプランニングと資産運用のスペシャリティであることを認定されたコンサルティンググループである。 彼らは、ポートフォリオマネージメントこそ、厳密にリスクを分析する必要がある分野であることを十分に承知している。 そして、彼らはクライアントのリスク許容度に応じて、最も価値のあるポートフォリオを設計するために、Crystal Ball Professionalを利用している。
ファイナンシャル・プランニングの事例 ~2000/4/27 ウォールストリートジャーナル記事より~
ニュージャージー州Chatham市にあるBugen Stuart Korn & Cordaro社の投資アドバイザー、クリストファー・コルダロ氏は次のように言います。 「自分が認識しているよりもずっとリスクが多いのです。 でもみな、根拠のない感覚に従って投資しても平気でいます。」
製造業
3M社 ~Crystal Ball で原価予測が向上~
Muilenburg氏の以前の分析手法は、Excel上で単純なWhat-if分析を行うことでした。この分析は長い時間と労力をかけて、”最高”、”最悪”、そして”最も蓋然性が高い”という三つのシナリオをはじき出します。 しかし多くの場合、Crystall Ball が提供する”最も蓋然性が高い”シナリオの信頼度は、この分析の信頼度を凌駕するのです。 Crystall Ball の利用によって、経営判断を数値化し、3Mの市場競争力を向上させるような単位原価費用を目標とすることが、初めて可能になったのです。
Hewlett-Packard社 ~マーケティングの方向性を確かなものにする Crystal Ball Professional~
Crystal Ball を使用する以前は、生産能力の曖昧な予測に基づいて購入した、言わば不必要な設備に、仕入先が煩わされるということも十分ありえました。 しかし、Crystal Ball Professional のおかげで、今ではHart氏はプリンター生産事業に必要な資金額をより確実に予測することができるようになったのです。 それは結果的に、Hewlett-Packard社製品の仕入先にビジネス上の余裕を提供してくれました。
※本事例は、モンテカルロ・シミュレーションに関する解説ページでご紹介しております。以下リンクは直接該当箇所に遷移します。
サービス
Fentress社 ~囚人人口予測の鍵となるCrystal Ball~
Fentress社の経済学と統計の専門家であるTom Rubino氏は、クライアントに対し、長期的な人材配置計画と作業計画を立案する責任者です。 1990年代半ば、U.S.Marshals Service(USMS)の囚人担当部門は、囚人の数の予測が的確にできないことを悩んでおり、解決策として、Fentress社のRubino氏の能力とCrystal Ball Professional の機能に着目しました。
Kelly, Howard, Satini 法律事務所 ~弁護士の保険会社弁護業務遂行に最適なCrystal Ball~
「Crystal Ball を効果的に用いて細かい見積もりや確率を得るためには、訴訟全体を詳細に分析することが必要となってきます。 しかしこういった精査により、自分の分析結果により自信が持てるようになりました。また、どのようにして自分がその分析結果を出したのか、顧客にわかりやすく説明をすることが可能になりました。 新しい情報が得られた際にも、即座にその値と確率を入力しなおし、Crystal Ball で再分析することもできます。」
Sprint社 ~Crystal Ball を活用して顧客に合ったサービスの提供を目指す~
1999年12月にニューヨーク市とニューヨーク州でスプリント社が開始した住居用CLEC(Competitive Local Exchange Carrier)ベースの電話サービスは当時、非常に強い関心を集めました。 地域住民向けのサービス導入は、地域住民からなる市場の対象セグメントと中小企業事業主からなる新市場部分の両方から大きな反響を得たのです。
しかしこういった中小企業事業主の一部には、サービスの選択にジレンマがあるようでした。ニューヨーク州でスプリント社が提供するサービスの多くが地域住民向けの料金設定であったのです。
資源・エネルギー
環境評価グループ(EEG) ~Crystal Ball を利用した核廃棄物環境評価~
ステデイル・ラッカー氏は、環境評価グループ(EEG)の環境技術者です。EEGは、エネルギー省の廃棄物隔離パイロットプラント(WIPP)の技術監督を行う第三者機関として設立されました。
ニューメキシコ州の東南部に位置するWIPPは、軍事関連施設で発生した超ウラン廃棄物を貯蔵する地下施設です。 EEGは、WIPPの安全分析レポートの再調査を行うなど、WIPPの様々な活動に対して第三者の立場から技術分析を行っています。
Fauske & Assoc. 社 ~危険な状況を見事に制御したCrystal Ball~
Boro Malinovic氏は、化学、石油化学産業のリスク分析サービスを引き受けるFauske & Assoc.社の核専門の上級技術者です。 Fauske & Assoc.社は最近、冷戦中にプルトニウムを生産していた施設を浄化することに関して、助言を依頼されました。
医療・製薬
Signalhealth社 ~助成金の交渉を容易にするCrystal Ball~
1996年、Signalhealth社は、低所得者の子供の多くが健康保険に十分に加入できていないことを憂慮したコミュニティと医療組織から成る連合から、仕事の依頼を受けました。 そしてSignalhealth社は、この連合のロビー活動に不可欠なものとして、Crystal Ball を用いたのです。
その結果、連合は、30万人以上の児童をカバーするものへとプログラムを拡大することに成功しました。
航空・宇宙
Aeroports de Paris社 ~フランス - ド・ゴール空港の積荷に活躍するCrystal Ball~
シミュレーションモデルを使うことで、Aeroports de Paris社は1200万ドルもの出費削減を達成することができました。Herve Thiriez博士はモデルに更なる改良を加えてシミュレーションを行い、それらの改良に伴う出費削減の予測を提供することにも成功しました。 この結果は大変説得力のあるものであったので、翌年の1999年にはAeroports de Paris社は博士にド・ゴール空港の新ターミナルE、Fの荷物運搬施設に関する新たなモデルの開発を依頼することにもなりました。
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