【授業でのご利用】経営計画策定のツールとしてCrystal Ball を活用
早稲田大学大学院会計研究科 鈴木孝則 様
「Crystal Ballを用いたモンテカルロシミュレーションに基づく最適化手法が非常に有効です。このアプローチを採用することで、多くの不確実性を含むシナリオをシミュレートし、より実現可能で効果的な経営戦略を導出することが可能になります。」
授業「実験法による経営計画ワークショップ」にてご利用いただいております
「本授業では、財務リスクや市場リスクといったビジネスリスク、および業績指標の測定リスクの存在を前提に、モンテカルロシミュレーションを用いた経営計画の評価方法を深く理解します。さらに、シミュレーションに基づく最適化手法を活用して、戦略的な経営計画を策定するスキルを身につけることを目指します。具体的な学習目標は、以下の三点です。
- 中長期投資計画の策定: Crystal Ballを使用し、株式市場の期待に応える中長期の投資計画を策定します。
- プロジェクトポートフォリオの最適化: 事業価値を最大化するためのプロジェクトポートフォリオを設計します。
- 経営者報酬スキームの設計: 株主の期待効用を最大化する経営者報酬スキームを設計します。
この授業を通じて、学生はリスクを理解し、これらを管理しながら価値を創出する戦略的な思考を学びます。」
授業におけるCrystal Ballのツールとしての活用メリット
「経営計画を策定する際には、広範な経済モデルが関与することが多く、これらのモデルは解析的または数値的手法だけでは解を求めるのが難しいことがあります。特に複雑で規模の大きなモデルでは、従来の手法では限界があります。
そうした場合、Crystal Ballを用いたモンテカルロシミュレーションに基づく最適化手法が非常に有効です。このアプローチを採用することで、多くの不確実性を含むシナリオをシミュレートし、より実現可能で効果的な経営戦略を導出することが可能になります。」
操作説明資料のご提供など、授業での利用をご支援をいたします
Crystal Ball は Excelのアドインとなります。スプレッドシートで分析をする延長線上にあり、操作方法も非常にシンプルなため、教師にも学生にも扱いやすい授業向きのソフトウェアとなります。
弊社では、授業にてCrystal Ball を利用いただくための操作方法や手順についての資料のご提供、作成支援をはじめ、操作手順についての学生向けデモンストレーションも実施しております。ぜひご活用検討いただければ幸いです。活用につきましては、以下よりダウンロードできるCrystal Ball の詳細資料をご覧ください。
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取材日:2024年5月14日