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解説
Excel上でモデルを構築
まずはExcel上で動作するシミュレーションモデルを作成する必要があります。シミュレーションモデルとは入力値を変えると自動的に結果の値が出力されるExcelファイルのことを指します。ただ値が入力されているだけのExcelファイルはシミュレーションモデルではありません。
不確実性要因に確率分布を"仮定"
シミュレーションモデル内のリスク要因にCrystal Ballの仮定を設定します。仮定は、とりうる値の幅と、その値の起こりやすさが確率分布によって表現されます。
評価対象を"予測"として定義
シミュレーションのアウトプットとなる要素は予測として設定します。仮定を設定していても、予測の設定を忘れるとシミュレーション結果が表示されないため注意が必要です。
シミュレーション実行と評価
シミュレーションを実行すると、予測グラフとして結果が出力されます。予測グラフを操作して結果を分析します。たとえば、"利益"の予測であれば、黒字になる確率や80%の確率で利益がいくらになるかなどを調べます。最後に感度分析を実行して、予測に対して影響が大きいリスク要因を調査します。